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女装少年と愉快な都市伝説 なんか色々追加することとかあったので一新の最中でございます ページ最上部へ
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※この物語は、平穏とライガーたちを愛する一人の契約者の日常的な非日常を描いたものです。過度な期待はしないでください。 ※後、作者は文才に乏しいです。いくつか読みづらい文章などが出てくるやもしれません。 では、【未発売キットを製作すると発売決定する都市伝説】第四話をお送りいたします。 「有間君……本当に、よかったです……」 「むぐぐぐぐぐぐ……」 「ほっ!」ドヤァ 数分後、紫亜はようやく泣き止んでくれた。【殺人鬼】も目を覚ましてすぐ俺に飛びかかろうとしたが、手錠で両腕を拘束されていたため 横にいた婆さんに素早く取り押さえられてしまった。今は婆さんに猿轡を噛ませられた上に、手足にロープなどを追加されつつある。 …………正直言うと、かなり哀れだ。かといって止めさせるわけでもないけど。なんせ殺されかけたんだし。 「……紫亜、落ち着いたところで聞きたいんだが、あの後一体何が?というか、ここ俺の家だよな?」 「うん……そこのホッピングババ……じゃなくてお婆さんが、有間君を連れてきてくれたんです」 紫亜の話によると、目が覚めて部屋の惨状に気づいた彼女は、すぐさま家を飛び出して俺と【殺人鬼】を探しに行ったんだそうだ。 すると、土手の向こう側から気絶した俺を背負って歩いていた婆さんを発見。事情を話して俺の家まで届けてもらったらしい。 その後婆さんに教えてもらった場所で【殺人鬼】を回収し、看板や砂山やらを片付け終えた後に俺の家で合流。 大体の話の流れはこんな感じらしい。ただ、何故婆さんが俺を背負ってきたかはわからないとの事。 「もしかして、俺がいつまで立っても来ないから探してたのか?」 そう婆さんに尋ねると、満面の笑みでサムズアップを返してきた(【殺人鬼】の手錠は既に二桁に達しつつある)。 恐らく俺が【殺人鬼】に殺されそうになった時も、婆さんが助けてくれたのだろう。 「そっか。助けてくれてありがとう、婆さん」 「私からも改めてお礼を言います……ありがとうございました、お婆さん。【殺人鬼】さんの暴走も止めてくれて」 「ほっほっほー!礼には及ばんよ嬢ちゃん。我が《らいばる》の危機とあらば当然の事じゃよ」 「むぐぐ……むぐぐぐぐ……!」 …………ん? 「どうした、我が《らいばる》よ。そんな驚いたような顔をして……あ」 「ば……婆さんが喋ったー!?」 紫亜の説明によると、現在彼女と婆さんは仮契約の状態にあるらしい。 「私の契約者としての器もまだ余裕あるし、仮契約だから殆ど影響もないしね」 「都市伝説やら「組織」やらの説明は昨日そこの変態から聞いたとして、それって普通の契約とどこか違うのか?」 「えっと……契約も仮契約も色々方法があるんだけどね?私とお婆さんの場合は単なる『会話の成立』を目的とした物だから」 要は、婆さんの言いたいことがこちらにはちゃんとした言葉で伝わり、こちらの言葉は婆さんの使っている言語(バネ語とかか?)に変換され 向こうに伝えられるという、言語翻訳器に近い契約だそうだ。互いの力を借りたり強めたりは出来ないそうだが。 ……よく考えれば、「ほっほっほ」しか喋れないホッピング婆さんと紫亜で会話が成立するはずもないよな。納得できた。 「でも、仮とはいえ契約は契約!これでお婆さんも野良から「組織」保護下の都市伝説です!」 「あ、やっぱり都市伝説がウロウロしてるのは不味いのか。説明聞いたとき『あれ?』とは思ってたんだ」 何という簡単なジョブチェンジ。 「儂はこれまで通り過ごさせてもらうぞ、あくまで保護じゃからな。言っとくが戦闘には参加せんし、期待もするでないぞ嬢ちゃん」 「そのとおりだぞ紫亜!お前は私が守ってやるからな!」 「「馬鹿な、いつの間に!?」」 てか、どうやってあの拘束から抜け出しやがったこの変態!?思わず婆さんと同時に声を上げてしまったじゃないか……ってあれ? 「さ、早くこの男の化けの皮を剥がすぞ……え?」 「……もそも……元はといえば、全部殺人鬼さんが…………しかも事もあろうに有間君をこ……こ、kkk殺そうだなんて……!」 紫亜さーん?その両手に握られた中華鍋は一体どこから……あれ、デジャビュ? 「し、紫亜!?まて落ち着け、私はお前のためを思って……!」 「殺人鬼さんの…………殺人鬼さんの、馬鹿ーーーーー!!」 【殺人鬼】、三度沈黙。怒らせた紫亜は結構怖いのだ。婆さんはまた嬉々として気絶した変態を縛り上げにかかっている。 今度こそ僅かばかりの哀れみも失せたので、無視して先程の鍋の事を紫亜に聞いてみた。 「ああ、『能力の貸し借り』は本契約の特徴の一つです。これも【ベッドの下の殺人鬼】の拡大解釈で……それよりも」 と、言って紫亜は急に真面目な顔になって………こう、切り出した。 「単刀直入に聞きます。有間君は……今後、どうしたいですか?」 「どういう意味だ?」 「朝にも説明したとおり、出井君は何らかの形で都市伝説と契約しています。それも、分類が難しい新世代の都市伝説と」 「ああ、【プラモデルを作ると翌日店で販売されてる】っていう能力か……え、世代とか分類とかってあるの」 「基本【使役:現象:物品】の三つに……ってそれは置いといて。担当の黒服さんに聞いた話によれば……」 都市伝説と都市伝説は惹かれあう。俺が契約している限り、別の都市伝説が襲ってくる可能性もあるのだ、と。 「…………」 「都市伝説だって、人間と同じです……いい人だけとは限りません。【すねこすり】のような無害な存在から【トンカラトン】【くねくね】【八尺様】といった、人を問答無用で即死・発狂させたり……最悪、死よりも怖い状態に陥れる者も、数多くいます」 「…………」 『人智を超えた力なんて持つもんじゃないな、やっぱり凡人は平凡な日常で満足するべきだったんだ―――』 「ですから、「組織」の一員として私はここで……有間君に《選択》してもらいます」 「選択……?」 「はい。「組織」の傘下に入り、契約者として戦う道。契約を破棄し、記憶も消して日常へと帰る道」 どちらか一つだけ、選んでください。 「…………俺は」 正直、殺される直前であったなら迷わず後者を選んでいたはずだ。能力が消えてもプラモデルが消えるわけじゃないし。 流石にホッピングやヘルメットは回収されるだろうが、スノーライガー達は手元に残るだろう。 それに俺自身、そんなに出来た人間じゃない。体力と短距離走にちょっと自信があるだけの、何処にでもいるゾイドオタクだ。 いつ殺されるかわからないような生活なんてまっぴらだ…………でも。 「紫亜も……戦ってるんだよな」 「え?あ、はい……一ヶ月ほど前から」 友人が日常の裏で……時には命懸けの戦いを繰り広げている一方で、平和な日常を享受する……。 本当にいいのか、それで。 「紫亜。悪いけど…………俺は命懸けの生活はしたくないし、自分ができるとも思えない」 「……そう、ですか……では、記憶を消し」 「でも、記憶は消さないで欲しい。「組織」入りは出来ないけど、民間協力者って形は駄目か?」 「えっ?いえ、せめて協力関係にまで持っていければいいって言われてますけど……」 「じゃあ、それで頼む。やばそうな都市伝説にあったらすぐ「組織」に連絡するし、紫亜が危ないときは……その、何とかする」 「……わかりました。じゃあ、ちょっと書いて欲しい物がいくつか……」 ……結局、俺はどっちも選べなかった。紫亜の事を見捨てられなくて、婆さんとの決着をつけたくて、もっと色んなプラモが作りたくて、 その一方で戦うことも怖くて……こんな中途半端な道を選ぶ事になってしまった。本当に最低だな、俺。 「あ、そうだ紫亜。さっき言ってた危険な都市伝説についてもっと知りたいから、これからちょくちょく互いの家行き来しようぜ」 「はい、私が有間君の家に…………えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 まあ、紫亜との関係が元通りになった事でよしとしようか。てか、何慌ててるんだこいつ? 今までだってよく、お前の家に遊びに行ってただろ。 「そ、それは慣れというか、気まずさがないというか……あぅぅ……心の準備が」 気まずさ?何となく自分の部屋を見渡してみる。 床にめり込んだ拳ほどの大きさの石 棚の中や上に並べられた機獣たち 岩と穴ぼこだらけの庭 もはや生身の部分が見えなくなっている変態 …………うん、紫亜からすればかなり気まずいな。特に最後のが。真面目な彼女からすれば当然とも言える。 仕方ない、これからも俺の方から出向くしかないようだ。 「はい、これで完了で……あ、そうだ有間君」 「ん?」 「そ、その……色々あったけど、来年も、よろしくお願いします!」 「あ……うん。こちらこそ、今後ともよろしく」 そういえば大晦日だったな、今日。来年こそいい年になりますように。 こうして、俺の日常的な非日常が始まった…………のだが。 新年早々、俺はまた新たな都市伝説と出会う事になる。 そして「彼女」は、紫亜が警告していたあの【危険な都市伝説】の一人だったのだ――――― 『……とんから、れん……?とんから、てん……とんから、りん……?』 ―――――た、多分……。 第四話:終わり 前ページ次ページ連載 - 俺とプラモと都市伝説
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とっぷり静かに夜がふける さぁさ、都市伝説の時間の始まりだよ さぁさ、みんな出ておいで 楽しい楽しい時間だよ 知ってるかい? 人々が噂すれば、都市伝説は生まれてくる たとえ、その始まりが作り話であろうとも たとえ、その始まりがささやかな嘘であろうとも たとえ、その始まりがただの勘違いであろうとも それでも、都市伝説は生まれるのさ だって、みんなが噂するから だから、都市伝説は生まれるんだ それじゃあ、噂しなければいいって? 無理無理、そんなの無理なのさ だって、人々は噂せずにはいられない 誰かに話さずにはいられない …都市伝説には、そんな魔力があるんだよ? 「…赤マントがやられたそうで」 こちらの報告に、彼女はあら、と驚いたような声を出した が、すぐに笑って、作業を続ける 「相手はだぁれ?」 「『トイレの花子さん』。人間とは契約済です」 あらあら、と まるで、世間話でもしている主婦のように、彼女は笑っている 同士の死に悲しむ様子は微塵もない 「多分、現場は女子トイレでしょ?」 「はい」 「やっぱりね。可哀想な赤マント。相手と場所が悪かったわね」 くすくすくす 彼女は笑う、ころころ笑う 鏡に書いたそのメッセージに満足しつつ とても楽しそうに笑う 「仕方ないわよね。あの子は、私たちの中でも、一番の小者だったもの」 言いながら、彼女は服を着始める …にしても、彼女はどうして、作業をはじめる前に服を着ないのだろう 長年彼女と付き合ってきているが、それだけが謎だ 「……さて、と。行きましょうか」 「どちらまで?」 「あなたが、送ってくれるなら、どこでも」 くすくすくすくすくすくすくす どこか、狂気を感じさせる笑み だが、私はそれに恐怖は感じない 自分と彼女は同士である そして、彼女の能力は、発動条件があるから…彼女の誘惑に屈しない限り、私は彼女に頃される事はない そもそも、彼女の能力に殺傷能力があるのか、否か? …私には、その事実はわからないのだが 「地獄行きだったら、どうなさるおつもりで?」 「あら、それもいいわねぇ」 くすくす 笑うその笑顔は、妖艶で ぞくり、背筋を悪寒が走る …知っている この笑顔は、男を誘う笑顔だ 獲物を誘う笑顔だ だから この笑顔に惹かれては、いけないのだ 彼女とともにホテルを出る …彼女が、男と入ったその個室 そこの鏡に残したメッセージを見て、男はどう思うやら 真っ赤な唇で 『エイズの世界へようこそ!』 と、そう書かれた…そのメッセージに 自分が運転するタクシーお後部座席に座り、女はすやすや眠っている …さて、どうしようか 彼女の片割れの所にでも、送るとしようか できれば、彼女とはあまり関わりたくないのだ 同士ではあるのだが…時折、彼女の行動にはついていけなくなってしまう 「…はぁ」 運転しながら、小さく、小さくため息をつく …自分たちは都市伝説だ そして、自分も、彼女も、あまり人間に歓迎される都市伝説ではない たとえ、歓迎されない生まれ方をした都市伝説であっても、改心し、人間と友好関係を築こうとする者たちもいる …だが それでは駄目だ、と唱えるのが、自分たちだ 都市伝説は、都市伝説らしく振舞うべし 衝動を抑える必要などない だから、彼女は男を誘い一夜を共にし、あのメッセージを残す だから、自分は酔った客を乗せ…地獄へと送り届ける それが、自分たち 人間の噂話から生まれた都市伝説 これでいい 自分たちはその道を選んだのだから、後悔などない …だが、それでも 同士が、人間と契約した都市伝説に倒されるたびに 次は自分なのでは、と 恐怖に支配されてしまうのだった ほらほら、都市伝説の時間だよ? みんなどうしたの?出ておいでよ? ねぇねぇ、君はどうするの? 君はどんな都市伝説? 人を助ける? 人を襲う それとも、人間なんかに関わらない? どんな生まれであろうとも 後の行動を決めるは君次第 後悔しなけりゃ、どうでもいいのさ …たとえ、それによって 誰かの命を奪おうとも 誰かに命を奪われようとも 結局は、自分が選んだ結末なんだから、さ fin 「単発もの」に戻る ページ最上部へ
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口裂け女などの都市伝説 口裂け女 テケテケ さとるくん 紫ばばあ 赤い紙 青い紙 小さいおじさん
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都市伝説 561 名前:水先案名無い人 :05/02/13 19 11 31 ID RbGxFsCA0 「地上最強の恐い話を聞きたいかーッ!!」 「聞きたくねェェェェェェェ!!!!」 「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!!」 でも全都市伝説入場!! 殺人鬼は潜んでいた!! 更なる恐怖を積み都市伝説が甦った!!! 恐怖!! 「電気をつけなくてよかったな」だァ――――!!! この都市伝説はすでに伊集院光が完成している!! 恐いデブの恐い話 「赤いクレヨン」だァ――――!!! 不十分な説明を見つけしだい訴えまくってやる!! アメリカ代表 「電子レンジの猫」だァッ!!! 奇形児に抱く殺意なら夫婦の歴史がものを言う!! 再び妊娠 甦る記憶 「今度は落とさないでね」!!! 真の怨みを知らしめたい!! 俺の後ろに立つな 「おんぶ」だァ!!! 夢の中では死亡だが現実なら命はオレのものだ!! 恐怖の悪夢 「夢と違うじゃないか」だ!!! 霊感対策は完璧だ!! 目を合わせるな 「見えてるくせに」!!!! お笑いのベスト・ディフェンスは私の中にある!! お笑いの神様が死んだッ 「志村けん死亡説」!!! ダッシュなら絶対に敗けん!! 御老人の走り見せたる 特攻隊長 「ターボばあちゃん」だ!!! 安いハンバーガー(なんでもあり)ならこいつが怖い!! マク○ナルドのデス・ハンバーガー 「ミミズバーガー」だ!!! 風呂場から炎の熱湯に入浴だ!! 腐臭 「人間シチュー」!!! 安い車が欲しいからドライバー(運転手)になったのだ!! 霊とのドライブを見せてやる!! 「白いスポーツカー」!!! めい土の土産に道連れとはよく言ったもの!! 死者の怨念が今 世にも奇妙な物語でバクハツする!! 死んだのはお前達の方だよ 「開けてくれ」だ―――!!! ○○しなければ殺されるこそが地上最強の恐怖だ!! まさかこの話を聞いてしまうとはッッ 「カシマレイコ」!!! 復讐したいからここまできたッ キャリア一切不明!!!! 捨てられたロンリー(孤独)ベイビー 「コインロッカーベイビー」だ!!! この写真は偶然撮れたのではない撮られるべくして撮れたのだ!! 御存知病弱な生徒の死 「合掌」!!! 都市伝説の本場は今や日本にある!! オレを驚かせないでくれ!! 「人面犬」だ!!! ゆうめェェェェェいッ説明不要!! 失明必至!!! 「ピアスの白い糸」だ!!! 都市伝説は実際に流行してナンボのモン!!! 超流行都市伝説!! 本家日本から「口裂け女」の登場だ!!! エイズはオレのもの 邪魔するやつは思いきりヤり思いきり移すだけ!! リアル・恐怖の統一王者 「エイズの世界にようこそ」!!! 友人を信じて聞いてみたッ!! 友情裏切り全都市伝説チャンプ 「俺たち友達だよな」!!! 創作に更なる磨きをかけ ”創られた都市伝説”「アンサー」が帰ってきたァ!!! 今の自分達は死にたくはないッッ!! 四人じゃ出来ない 「山小屋の怪」!!! 四番目の歌詞が今ベールを脱ぐ!! 童謡から 「サッちゃん」だ!!! 小学生の前でならオレはいつでも全盛期だ!! トイレの怪談 「トイレの花子さん」 学園七不思議で登場だ!!! 医者の仕事はどーしたッ フリーターの借金 未だ消えずッ!! 洗うも逃げるも思いのまま!! 「死体洗いのバイト」だ!!! 特に理由はないッ ベッドの下に隠れるのは当たりまえ!! 警察にはないしょだ!!! コンビニに避難! 「鎌男」がきてくれた―――!!! 暗黒街で磨かれた都市伝説!! 中国のデンジャラス・ストーリー 「達磨」だ!!! 現実だったらこの話を外せない!! 超A級都市伝説 「テケテケ」だ!!! 超一流名人の超一流の連打だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ ハドソンの名人!! 「高橋名人逮捕」!!! あの名作はどこかの男が完結させた!! 勝手に最終回の切り札!! 「ドラえもんの最終回」だ!!! ソニー製品が帰ってきたッ ついに切れてしまうのかッ 保障期間ッッ 俺達はこの時を待っていないッッッ「ソニータイマー」の登場だ――――――――ッ 加えて実際に何か起こった時に備え超豪華なリザーバーを4話御用意致しました! 覚えてたら死ぬ 「紫鏡」!! 恐怖の人形 「三本足のリカちゃん人形」!! 濡れる後部座席! 「タクシー幽霊」!! ……ッッ も、もう一話足りない 一話足りないッッ 関連レス 566 名前:水先案名無い人 :05/02/13 19 22 01 ID hVxa0saO0 >覚えてたら死ぬ 「紫鏡」!! 何故思い出させるそんな事(倒置法) 567 名前:水先案名無い人 :05/02/13 19 23 45 ID Or2VOoam0 561-565 GJ! 出だしから吹いたw 最後も吹いたw 570 名前:水先案名無い人 :05/02/13 20 54 26 ID ohbps9tK0 >ターボばあちゃん うちの方では100キロババアってのがあったなあ 587 名前:水先案名無い人 :05/02/14 22 26 31 ID kLww1xZB0 561 お笑いのベスト・ディフェンスは私の中にある!! お笑いの神様が死んだッ 「志村けん死亡説」!!! ワラタw 恐怖ものじゃなくて不謹慎でいいね。 コメント 名前
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【???サイド】 「ほほぅ、これはこれは……路地裏のお嬢さーん、こんばんはー」 …………隊長……皆……置いていかないで………… 「うわぁお、見事に目が死んでらぁ……何が貴方の身に起きたか、にはぜーんぜん興味ありませんが……」 …………みん、な…………殺す……駄目……約束……でも…… 「その恐怖、その嘆き、その絶望、何より矛盾したその覚悟!他の心無い『私達』はともかく、慈悲深い『私』のハートにピン、ときました!」 …………ぇ…………だ、れ…………? 「というかー、私もこのままじゃ朝日と共に消し飛んじゃう運命ですし……そこの包帯さーん!貴方今『死にたい』ですかー?」 ……………………死にたく、ない…………………… 「って事は『生きたい』という事ですよね?よし来た交渉成立、これからよろしくお願いしまーす!じゃあまずは―――」 ―――その身体、ちょーっと借りさせて下さいな♪ ※この物語は、平穏とライガーたちを愛する一人の契約者の日常的な非日常を描いたものです。過度な期待はしないでください。 ※二週間ぶりの本編ですので、一部キャラ崩壊を起こす危険性があります。 では、【未発売キットを製作すると発売決定する都市伝説】第五話をお送りいたします。 【出井サイド】 ―――都市伝説同士は惹かれあう。以前紫亜から聞いた言葉だ。 その時は『どこの幽波紋だ』とあまり気に止めてなかったが、今なら何となくわかる。 強い磁力が周りの鉄を引き寄せるように、都市伝説と関わった者もまた……厄介事を引き寄せてしまうんだろう。 「……くぅ……」 「今まさに、我が家の玄関で熟睡してるこの包帯女みたいにな……はぁ」 2012年1月2日。 新年初の婆さんとのバトルを終え帰宅した俺を待っていたのは、玄関先で眠る一人の少女だった。 背中の日本刀。左手以外ほぼ全身を白い包帯で包まれたその姿(何故か左手部分の包帯は真っ黒だったが)。 もうこの時点で普通じゃないのに、輪をかけてヤバイのがその格好……あちこち見える肌の色からすると……間違いない。 この娘、全裸に直接包帯巻いてやがる。おかげで見事なボンキュッボンが丸分かりだ。 「……あれ?そういえばこんな都市伝説、紫亜から聞いてたような……」 「んうぅ……」ゴロン 「わ、馬鹿、寝返りをうつな!見える、色々と見えるから!」 不味い、こんな所を人様に見られでもしたら……俺の社会的立場は一瞬で地に落ちてしまう! 「しょうがない、連絡も兼ねて部屋まで連れていくか……どっこいしょ」 「ムニャ……すぴー……」ムニュ 「…………………………」 どこが、とはあえて言わないが。色々と柔らかかったです。 とりあえずベッドに寝かせ、紫亜に連絡しようと携帯を手にとった時。 「……うー……」 「お、起きた。……何かまだ寝ぼけてるっぽいけど」 ゆらゆらと揺れていたその目が、俺の方を向いてピタリと止まる。 次の瞬間、突然ビクッとなって後ずさる彼女。思わずこっちもビクッとなった。 まあ、寝てる間に知らない部屋の中で知らない人間と出逢えば、そりゃ驚くか。 「落ち着け、怪しい者じゃない……というか、まずお前が怪しい。お前は誰だ?」 すると謎の都市伝説(仮)は右手でこちらを指さして、 「………トンカラ、レン……と、言え………」 「トンカラレン?……とんから、れん……名前か?」 名前があるって事は、都市伝説じゃなくて人間か?取り出した携帯を充電器に繋ぎ直す。 そして俺の中で彼女の位置づけが、謎の都市伝説(仮)から謎の包帯痴女(仮)にランクダウンした。 「何で家の玄関で寝てた?どこから来た?」 「……わかんない……何も、わかんない……」 ……?どうも要領を得ない。 「言えない」ならともかく、「わからない」とは……まさか。 「君の名前、『とんから れん』でいいんだよな?」 「……とんから、れん……?とんから、てん……とんから、りん……?」 「……もしかして、思い出せないのか?」 「とんから……とん、から……誰?私、誰……?」 頭を抑えながら、苦しそうにしている包帯痴女。どうやら記憶喪失とかいう奴らしい。 取り敢えず『とんから』と言うのが名字で間違いないと思う(『遁殻』かな?)。 それで次に、名前以外に思い出せるものはないか聞いてみたんだが……。 「私……私……!?あ、あぁ、あぁぁぁぁ……!?」 「おい、急にどうし―――」 『おお、目覚めたか若き同士よ!』 『偉いぞ、だいぶ字も覚えてきたな。覚えるのが早くて、私も教えがいがある』 『何と……天より与えられし武勇とは、この事か……若き同士よ、お前の優勝だ!』 『我々はトンカラ※※!殺人衝動を克服した、正義の集団トンカラ※※だ!』 『人と都市伝説……いつかきっと手を取り会える日が来るはずだ。私はそう信じている』 『……いい、か……誰も、恨む……な……』 「ぅぁぁ……うぁぁぁぁぁぁぁ……隊長……たい、ちょう…………!」ポロポロ 「た、隊長?というかまず落ち着け、一体何を思い出したんだ!?」 彼女が落ち着くまで数十分近くかかった。今は泣くだけ泣いた後、疲れてまた眠ってしまったようだが。 しかし、途切れ気味の話の中で聞こえた単語を元に状況を整理すると、彼女は何らかの都市伝説らしい。 そして…………。 「……彼女の家族を「組織」が皆殺し……!?どういう事だ、紫亜から聞いた話と全然違うぞ」 紫亜の話が本当なら、あいつの所属するR-No.とやらはいわゆる穏健派に位置するらしいし――――――穏健派? そうか!わざわざ『穏健派』などという言い方をするという事は……「組織」内に複数の派閥が存在している、という事か! 仮にそいつらを『過激派』とすると、同じ「組織」の仲間をあっさり殺すのも理解できる……無論、納得はしかねるが。 「要するに違う派閥の奴らは味方ですら無い、か……胸糞悪い」 「組織」も一枚岩じゃないんだな。横目で眠っている包帯少女を見ながら、そんな事を思った。 時折また「隊長、隊長」と呟くような寝言が聞こえる。彼女の中でこの隊長という人物は、相当大きな存在だったのだろう。 何でも身寄りのない彼女を引き取り、家族と共に人と都市伝説の共存を考えていたらしい。 そんな人や自分の家族をこの子は一晩で、それも彼女自身の目の前で奪われたんだ…………どれだけのショックだっただろうか。 自分の名前を忘れてしまうほど…………。 「…………」ソッ 「……ぁ……えへへ……」ナデナデ 傍へ近寄って頭を撫でてやると、悲しげな寝顔が少しずつ和らいでいくのがわかる。今の俺にはこんな事ぐらいしかできないけど。 でも、せめて…………。 「せめて……夢の中だけでも、幸せに……」 「ムニャ……たいちょう……だい、すき……」 日が完全に登りきるまで、俺は彼女の頭を撫で続けていたのだった。 自分の腹の音でハッと目が覚めた。どうやら撫でているうちに、自分もベッドに突っ伏して寝てしまっていたようだ。 というか、ベッドの中にあの包帯少女がいない!? 「一体どこへ……?これは?」 枕の上に置いてあったのは、ノートの切れ端を使った書き置きだった。 〔助けてくれてありがとう。でも私といると、あなたも危険。思い出せないけど、危険〕 「だから、迷惑かけないように出ていったって?……ふざけんな!」 あの話が本当なら、彼女は今も『過激派』の連中に追われてる事になるじゃないか! いや、それ以前にあんな格好で街を歩いてたら、間違いなく人の目に留まる! 警察などに補導されたら、もう手の出しようが―――そうだ! 「―――紫亜の所属は『穏健派』!『過激派』に襲われてる都市伝説の少女がいると分かれば、手を貸してくれるかもしれない!」 すぐさま俺は、登録してあった紫亜の番号へ電話をかけた。 『……はい、紫亜です。どうしました、有間君?』 「紫亜、悪いんだがすぐ『穏健派』の人達と連絡が取れないか?悪い奴らに終われてる都市伝説の子が……!」 『お、落ち着いてください有間君!えっと……まず、その子の特徴は?』 「ああ、そうか……えっと、追われているのは女の子だ」 『はい』 「まず、日本刀を背負っていてな」 『…はい』 「全身が白い包帯で包まれてて」 『…はい…?』 「あ、そうそう『とんから』って名字らしい」 『トンカラ………えぇぇぇぇぇぇ!?』 途中、紫亜がパニックに成りかけたものの、何とか『穏健派』の上司達に連絡を取ってくれるよう頼む事が出来た。 しかしまさか【トンカラトン】という名前だったとは……見つけたら、教えてあげなきゃな。 「ありがとう紫亜、恩に切る!俺の方でも探してみるから!」 『あ、待ってください!もしその話が本当なら、《ο-No.》が動いてます!今の有間君じゃ』ピッ 紫亜の言葉を最後まで聞かず、俺は通話を終わらせる。 そして着たままだったフル装備状態で、家を飛び出した。 (後半へ続く) 前ページ連載 - 俺とプラモと都市伝説
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都市伝説で10のお題 「人面犬」 あぁん?何だよ、こっち見てんじゃねぇよ 野良犬がそんなに珍しいってか? 違う? その顔が珍しいって? うっせぇな、ほっとけよ オレサマは人面犬、普通の犬の顔してるわきゃあねぇだろ どうせ、気味悪い気味悪いって言いてぇんだろ、今畜生め 好きでこんな姿に生まれた訳じゃねぇんだよ まったく、人の噂ってのは嫌なもんだぜ どうしてオレサマのすがたはこんなんだって噂したかねぇ? この街に住まう都市伝説としちゃあ、契約者の一人でも欲しいとこなんだが 綺麗なねーちゃんと契約しようにも、みぃんな逃げちまうんだな、これが 人は顔じゃねーっての!いや、オレサマは都市伝説だけどよ、都市伝説も顔じゃねーっての! あれだよ、最近はアレだ、「萌え」って奴があるんだろ? 犬耳ってのも、萌えジャンルじゃねぇのかよ オレサマ、人間の顔に犬耳だぜ? なぁ、萌えだろ?契約してくれよ ……………ぁん? 「中年のおっさんに犬耳がついていても萌えない」? 「美中年なら許す」?? ………畜生が、所詮世の中イケメンなら許される、ってか? 誰かよぅ、「人面犬は超美少年の顔してる」とか噂してくんねーかなぁ、畜生め 「単発もの」に戻る ページ最上部へ
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秋祭り2日目~夕方2 これでも、それなり以上には経験を積んだつもりだった。 とある事情によって都市伝説と戦うことになって数ヶ月。 そのなかには危険なんかいくらでもあったし、「あれ、これマジで死ぬんじゃね?」と 思わされたことも一度や二度ではない。 《ジェットばあさん》と契約した時などMS5(マジで死にます5秒前)な状態だった。 しかし、それら全てを合わせても、今後ろに迫る脅威には及ばないと断言できる。 「…っ、あああああぁぁぁぁァァァッ!」 全力で叫ぶ。そうでもしないと、この恐怖を振り切ることなどできないから。 《夢の国》のマスコットでなく、ましてや黒服なんかでもないその恐怖の名は。 “全裸のハゲたムキムキ筋肉ダルマがいい笑顔を(本当に、憎らしくなるほどこの上なくいい笑顔を)満面に浮かべ凄まじい勢いで後を追ってくる”。 「たぁぁぁすぅぅぅけぇぇぇてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 叫んではみても、周囲には人っ子一人いないのでなんの意味もない。 《ジェットばあさん》の能力を発動させようとしても、条件が満たされないのでそれもできない。 ……《ジェットばあさん》の発動条件は“目の届く範囲に自分よりも速いものがある”こと、“ある程度封鎖された空間内である”こと、 “自分に危害が加えられる”ことの三つの内のどれかを満たすことだ。 先程の戦闘では、グーフィ〇の斬撃の余波によってその条件が満たされた。 今のこの状況ではその条件が一つも満たせない…というか、満たしたくない。 一度背後のマッチョマンに捕まってしまえば、“自分に危害が加えられた”と見なされ発動もできるだろう。 しかし、その手段はどうも嫌な予感がしてならない。 あのマッチョに捕まった瞬間何かが終わってしまうような、それと同時に何かが始まってしまうような、そんな気がする。 「だーもうちくしょう、不幸だーーーーーーっ!!」 叫びつつもさらに自らの足に力を込め、日が傾きつつある街をこっちは駆け抜けていった。 前ページ次ページ連載 - 女装少年と愉快な都市伝説
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とある組織の通話録1 ―――やあ、元気だったかな? む、何故無反応なのか…あぁ、私が誰かって? 私だよ私、君の担当者さ。 今何時だと思っているのか? そんなことは知らないよ、私はただ電話をかけているだけだからね。 まあ、もし君がこの電話によって睡眠でも妨害されたというのなら…ざまぁwwwとでも言わせて貰おうか……ってぬぉぅうああああ!! こ、コンクリートを爪で引っ掻くのは止めてくれたまえ、私はそれが大の苦手なんだ! …まあ、今の失言については謝罪しよう。 流石にレディ相手にあの態度は失礼だったからね。 さて、本題に入ろうか。 君が私達に敗北してから早三ヶ月、今回は君の初仕事について伝達するよ。 それでは、命令する。 ―――『日本の学校町という地にて、現在当該地域に在住している同士と共に、人に仇為す都市伝説達を殲滅せよ』。 ―――まあ簡単な仕事だよ、適当にぶらついて、襲ってきた都市伝説を返り討ちにすればいいだけだから。 ああ、家をどうするのかって? 新しい家を用意するのは無理だから、今学校町にいる同士―――まあ、これは私の息子なんだがね―――と同居してもらうことになる―――そう、かつて君が敗北した、あの少年だよ。 ほう、嫌だ、と。 成る程成る程、つまり働く気など無い、と。 おやおや、まあまあ。 いや、いいんだよ? それが君の意思ならば、私はそれを尊重しよう―――ただしこれまでしてきた援助の分は、利子付きでたっぷりと取り立てさせてもらうがね。 …そうか、やる気になってくれたか。 おじさんとっても嬉しいよ。 まあそれでだ、チケット等はこちらで用意するから、出来るだけ早く日本へ向かって欲しい。 何々、あいつなら大概の都市伝説は大丈夫だろうって? ふむ、そこまで息子のことを評価してくれるのは嬉しいが…そんなことはないよ。 確かにあいつの能力は物理的な戦闘力ならばかなりのものだ…だが、そのかわりに実体の無いものに対しては何の力も持たない。 それに、物理的な力という単純なものに特化しているからこそ、自らを遥かに越える力―――今回ならば数か、には対抗しづらいということもあるしね。 うん? 今回とはなんの話だ? ああ言ってなかったかな。 どうやら《夢の国》にこっぴどくやられたらしいよ。 まあその状況を聞いたら、負けるのも仕方が無いとは思ったけれどね。 …と、そういうことで、君の初任務、楽しい楽しいお仕事の始まりだ。 ―――それでは、グッドラック………ってなんだね、まだ聞きたいことがあるのかね? ……ふむふむ、成る程。 ―――私達の、目的が知りたい、と。 聞いていないのかい、息子から? む、説明しておくようにとあれほど言ったのに…あのドジッ娘め。 …なぜ息子なのにドジッ娘なのか、だと? よくぞ、よくぞ聞いてくれた! 私の息子は、とても女装が似合うのだよ! まずものぐさなせいで髪が長いし、体質なのか毛が生えん! その上同居人達と同じ風呂を使っているから匂いも甘い感じだし、声も高く家事万能! ついでに化粧水なんぞを作っているせいか、肌もスベスベだ! 更には―――むしろ私はこれこそが、凡百の女装と息子との差だと思考しているのだが―――微乳だ。 いや、息子は小さい頃はポッチャリしていてね…痩せたときに、何故か胸の脂肪だけ残ったのだよ。 ―――ああ、母さんとなんか離婚しても良いから女装した息子と結婚したい! あの甘~い声で「お父さんと結婚するー」なんて言われたい! ついさっき、母さんから息子に罰ゲームで女装をさせることにしたと連絡があってね…その写真が届くのが今から楽しみで楽しみで……ハァハァ。 …ハハハ、変態変態とそう誉めてくれるな、照れるじゃあないか。 それはそうと、私達の目的だったね。 まあ……一言で言うとするのならば、そう―――『世界を護るため』、そのために私達は存在しているのだよ。 む、なぜそんな嘘っぽいーだなんて言うのかね…ロマンが感じられないのかい、世界を護るだなんて? ふーむ…いまじド下手な詐欺師でもそんな陳腐なことは言わない、ねえ。 しかし、全ては本当のことなのだよ。 ……まあ、疑問を持ったままではお仕事の効率も悪くなるだろうし―――かるーく教授してやろうではないか。 ―――まずは、だ。 私達が戦っているものは何だね? そう、都市伝説だ。 ならば、都市伝説とは何か―――詰まる所、それは単なる人の噂話にしか過ぎないのだよ。 人のある所何処にでも現れ、そして忘れ去られて消えていく…そんな噂話にね。 ―――何を以て噂話が都市伝説と成り、それが現実と為るのか、それは解らない。 しかしそれは、確かに実現しているんだ。 ……例えば、日本のプロ野球界にはア○ロンという選手がいる。 この選手にはとある噂があってね…《アー○ンは空間を歪めている》というものだ。 本来はただの偶然だったのだよ。 少し他人より相手のエラーが多く、少し他人よりフォアボールが多かった、ただそれだけだ。 しかしそれが今となっては都市伝説となり、実際に彼に力を貸している…。 これは何を意味するか―――それはだね、『都市伝説は現実を上書きする』ということだよ。 さて、そのことを頭に入れた上で聞いてくれたまえ。 今この世にはどれだけの都市伝説と契約者がいるのか…それは分からない。 だがその中には色々な者がいるというのは、説明するまでもないことだ。 当然悪事を働く者もいるし、更にはそれを一般人に目撃されて何とも思わない者もいるだろう。 ならば、こういう噂が拡がることも、無いとは言い切れないだろう? ―――《都市伝説は確かに現実に存在する》という、噂がね。 そして噂は何らかの要因によって都市伝説へと変化し、実体化する―――。 ―――ほうら、これだけ…たったこれだけのことで、世界の危機の出来上がりだ。 …ふむ、それだけで世界が崩壊するものか、か。 ……《南米に潜むナチスの総統》の話を知っているかい? この世に最も大きな混乱をもたらす都市伝説の一つだよ。 それが何故表に出てこないのか…それは、数多くの人に認識された時、その存在は都市伝説でなく、ただの現実に成り下がるからだ。 そしてただの現実と成り下がった都市伝説は力を失い、消えていく……。 しかし、もし《都市伝説は確かに現実に存在する》という都市伝説が生まれ、実体化したら…そんな制約は気にすることではなくなる。 歴史は変わり、陰謀は全て実際に起こったこと、起こることとなり、そして人智を越えた怪物達が我が物顔でのし歩く―――。 ―――そんな世界が壊れていないと……君は本気で、そう思えるかい? ―――まあ、そういうことだ。 だから、私達…『メンバー』の目的が『世界を護ること』だというのも、 あながち間違いでは無いのだよ。 その為の手段として、人に危害を加える都市伝説や凶悪な犯罪を起こす契約者達を狩っているわけだ。 納得してくれたかね? ……そうか、良かった。 学校町に着いたら、また連絡してくれたまえ。 ―――ではまた、いずれ。 プッ、ツー、ツー、ツー………… 電 話を切った私は独りごちる。 「―――まあそれは『メンバー』の目的であって、"私達"の目的ではないのだがね」 そう。 先程少女に話したことは決して嘘ではない。嘘ではないが―――同時に真実でもない。 だが、その真実に辿り着く為のピースは与えたつもりだ。 あの聡明な少女は、きっと辿り着くだろう。 だが。 「…まあ、どうでもいいか」 そう、どうでもいい。 例え相手が何であろうと、"私達"には止まる気などないのだから。 くくく、と口から押し殺した笑い声が漏れる。 「―――それにしても、『組織』に『首塚』、『怪奇同盟』、『機関』。更に『薔薇十字団』にかの『第三帝国』、そして我らが『メンバー』か……学校町という地は、本当に異常なまでに都市伝説を引き寄せるな」 実際、それにフリーの者達が加われば…本当に、異常な都市伝説の密度だ。 確かに都市伝説が集まりやすい土地というのは世界中に存在するが―――流石にここまでのものは稀だ。 何らかの理由が存在するのだろう。 一人の探求者としては非常に興味をそそられるのだが―――"私達"にしてみれば、何の意味も無いものだ。 ―――"私達"は、多くの都市伝説が生まれ、そして消えて逝くのを、ただ観察できればそれで良いのだから。 「―――さあ、見せてくれ学校町。更なる戦いを、更なる死を、更なる生を! それを観てこそ、"私達"の目的は達成されるのだから!」 ―――その叫びを聞く者は誰も居らず、ただ、薄暗い部屋の闇へと溶けていく。 前ページ次ページ連載 - 女装少年と愉快な都市伝説
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都市伝説能力集 これはお遊びとして行ったものであり、本編での強さとは関係ありません。 テンプレ用 本スレ投下にもどうぞ。 破壊力 - 持続力 - スピード - 精密動作性 - 射程距離 - 成長性 - 契約コスト - A:超スゴイ B:スゴイ C:人間と同じ D:ニガテ E:超ニガテ 契約コスト A よほど器が小さくない限り、多重契約も問題なし。ほぼノーコス B ほとんどの多重契約に問題なし。 C 単独契約ならなんら問題は無いレベル。複数契約に組み込むと危険 D 器の大きさによっては単独契約でも少々危険なレベル。 E 心の器をかなり食う、コストパフォーマンス最悪レベル。 契約した瞬間に人外の扉を開くことになる、単独でも契約者が危険なほどの負担をかける 上記の一覧を参考に、それぞれの欄にA~Eのいずれかに当てはまるものを埋めていく。 基本的にトータルの能力値が低いものほど契約コストは低く、逆にトータルの能力値が高い場合などは契約コストは高い傾向となる。 詳しくは回答欄を参考の事。 これまでの回答者 合わせ鏡の悪魔/本体:アクマ/合わせ鏡のアクマ 破壊力 A 持続力 B スピード C 精密動作性 D 射程距離 B 成長性 D 契約コスト C 合わせ鏡の中に自分の死に顔が見える/本体:三面鏡の少女/三面鏡の少女 破壊力 - 持続力 E スピード A 精密動作性 E 射程距離 E 成長性 C 契約コスト A ※直接的な破壊力は一切無し 磯良/本体:女性/恐怖のサンタ 破壊力 A 持続力 C スピード B 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 C 契約コスト D ※破壊力は人体限定 一年生になったら/本体:子供/一年生になったら 破壊力 C 持続力 A スピード B 精密動作性 A 射程距離 C 成長性 E 契約コスト C 色々/本体:禿の黒服/はないちもんめ 破壊力 A 持続力 B スピード A 精密動作性 C 射程距離 A 成長性 B 契約コスト - ※金色モードなら破壊力・スピード・射程距離はA超えるかも 丑の刻参り/本体:俺/恵みと裁きの蜘蛛 破壊力 D 持続力 A スピード C 精密動作性 A 射程距離 B 成長性 C 契約コスト C エロい人は髪が伸びるのが早い/本体:黒服H/黒服Hと呪われた歌の契約者 破壊力 C 持続力 A スピード B 精密動作性 C 射程距離 B 成長性 C 契約コスト B ※黒服H個人の契約コストもB ※持続力は黒服Hの場合に限る(普通であればC~D) エンジェルさん/本体:情報屋/エンジェルさん 破壊力 E 持続力 C スピード D 精密動作性 B 射程距離 E 成長性 C 契約コスト B 置行堀/本体:老人/古きもの 破壊力 A 持続力 A スピード B 精密動作性 B 射程距離 C 成長性 E 契約コスト C 重いコンダラ/本体:少年/女装少年と愉快な都市伝説 破壊力 B 持続力 B スピード E 精密動作性 D 射程距離 C 成長性 B 契約コスト A 怪人アンサー/本体:情報屋/エンジェルさん 破壊力 B 持続力 C スピード D 精密動作性 B 射程距離 B 成長性 C 契約コスト B かごめかごめ/本体:青年/かごめかごめ 破壊力 C 持続力 A スピード C 精密動作性 B 射程距離 B 成長性 D 契約コスト - ※外であれば持続性・射程距離以外すべてC~D 必ず当たる占い師/本体:青年/占い師と少女 破壊力 C 持続力 B スピード A 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 E 契約コスト D ※物に「破壊される運命」を与える事が出来る為破壊力はあるが、人や動物には使用できない為C ※見るだけで能力の対象となり、またどんな精密な運命も与えられる為スピード、精密動作性、射程距離はA ※契約者を得る以外、既に能力的には極められている為、成長性はE ギザ十/本体:俺/ギザ十と幽霊少女とご先祖様と組織の狗 破壊力 E 持続力 B スピード E 精密動作性 E 射程距離 E 成長性 E 契約コスト A 九死に一生/本体:なし/正義の鉄槌 破壊力 E 持続力 E スピード B 精密動作性 A 射程距離 C 成長性 E 契約コスト C 恐怖のサンタ/本体:サンタ/恐怖のサンタ 破壊力 E 持続力 A スピード D 精密動作性 C 射程距離 E 成長性 E 契約コスト C ケサランパサラン/本体:Tさん/Tさん 破壊力 ? 持続力 A スピード C 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 D 契約コスト E ※Tさんとしての契約コストは「B」 原発周辺の巨大生物/本体:なし/正義の鉄槌 破壊力 A 持続力 A スピード A 精密動作性 B 射程距離 B 成長性 B 契約コスト D コーラを飲むと骨が溶ける/本体:ヤンデレ弟/ヤンデレ弟 破壊力 A 持続力 B スピード B 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 D 契約コスト C 結界都市『東京』/本体:なし/「結界都市『東京』」 破壊力 A 持続力 A スピード B 精密動作性 B 射程距離 B 成長性 E 契約コスト - 幸運の眉毛コアラ/本体:コアラショタ/『首塚』 破壊力 E 持続力 A スピード E 精密動作性 B 射程距離 A 成長性 ? 契約コスト A 座敷童/本体:妹ちゃん/合わせ鏡のアクマ 破壊力 D 持続力 A スピード C 精密動作性 A 射程距離 B 成長性 A 契約コスト C ジェットばあさん/本体:少年/女装少年と愉快な都市伝説 破壊力 B 持続力 B スピード A 精密動作性 C 射程距離 C 成長性 D 契約コスト C 時間掌握の逢魔ヶ時/本体:俺/恵みと裁きの蜘蛛 破壊力 D 持続力 C スピード B 精密動作性 B 射程距離 A 成長性 C 契約コスト B 地震発生装置/本体:少年/女装少年と愉快な都市伝説 破壊力 A 持続力 D スピード C 精密動作性 B 射程距離 D~A 成長性 E 契約コスト D 死人部隊/本体:中年/はないちもんめ 破壊力 A 持続力 A スピード B 精密動作性 D 射程距離 A 成長性 E 契約コスト C ジャック・ザ・リッパー/本体:なし/喫茶ルーモア・隻腕のカシマ 破壊力 C 持続力 B スピード A 精密動作性 A 射程距離 B 成長性 E 契約コスト E スリーピー・ホロウ/本体:彼女(女子大生)/騎士と姫君 破壊力 A 持続力 B スピード C 精密動作性 B 射程距離 E 成長性 D 契約コスト D 隻腕のカシマ/本体:碓氷サチ/喫茶ルーモア・隻腕のカシマ 破壊力 B 持続力 B スピード B 精密動作性 C 射程距離 C 成長性 C 契約コスト B ※特殊能力「四肢を奪う(切り落とす)場合のの破壊力は「A」 戦争状態の購買/本体:なし/占い師と少女 破壊力 E 持続力 B スピード A 精密動作性 A 射程距離 C 成長性 B 契約コスト C 大悪霊/本体:ご先祖様/ギザ十と幽霊少女とご先祖様と組織の狗 破壊力 A 持続力 A スピード A 精密動作性 D 射程距離 B 成長性 E 契約コスト E 滝夜叉/本体:コアラショタのパパ/蝦蟇と髑髏は黄金の夢を見るか? 破壊力 A 持続力 B スピード B 精密動作性 C 射程距離 B 成長性 E 契約コスト E 厨二病/本体:青年/わが町のハンバーグ 破壊力 A 持続力 C スピード B 精密動作性 D 射程距離 D 成長性 B 契約コスト - トイレの花子さん/本体:俺(少年)/花子さんと契約した男の話 破壊力 A 持続力 B スピード B 精密動作性 B 射程距離 B 成長性 C 契約コスト - (テリトリー内でのステータス) 人間の身体にはリミッターがかけられている/本体:無し/正義の鉄槌 破壊力 A 持続力 C スピード A 精密動作性 C 射程距離 D 成長性 B 契約コスト C ※最大1週間程度まで持続しますが、「代償」の関係であまり長時間は使用できません。 はないちもんめ/本体:少女/はないちもんめ 破壊力 ? 持続力 A スピード ? 精密動作性 A 射程距離 C 成長性 A 契約コスト B ※破壊力・スピードは操った対象次第 花子様/本体:花子様(主導権的な意味で)/トイレの花子様 破壊力 B 持続力 B スピード B 精密動作性 A 射程距離 B 成長性 A 契約コスト D ※漫画・アニメ技のパクリで結構変動アリ。 ※ヤンデレ気味なので浮気するとnice boat.あとMじゃないと多分無理。 ハーメルンの笛吹き/本体:上田明也/ハーメルンの笛吹き 破壊力 E 持続力 B スピード D 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 D 契約コスト E 白面金毛九尾の狐/本体:青年/はないちもんめ 破壊力 C~A 持続力 A スピード B 精密動作性 B 射程距離 C 成長性 E 契約コスト - ※変身能力により、ある程度変動する 火之迦具土神/本体:男神/正義の鉄槌 破壊力 A 持続力 B スピード B 精密動作性 B 射程距離 A 成長性 E 契約コスト E ブラックドッグ/本体:ザクロ/合わせ鏡のアクマ 破壊力 B 持続力 A スピード A 精密動作性 A 射程距離 B 成長性 C 契約コスト D ※射程距離は『火を吹く』能力を考慮の上 フロントガラスのハンバーグ/本体:青年/わが町のハンバーグ 破壊力 D 持続力 D スピード C 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 B 契約コスト B ポロリ温泉伝統製品初の支援型モルスァ試合専用ガン/本体:なし 破壊力 A 持続力 C スピード B 精密動作性 E 射程距離 E 成長性 D 契約コスト A ※銃を投げるだけなのでこれ以上の成長はほぼない マゾサンタ/本体:少女/恐怖のサンタ 破壊力 E 持続力 B スピード C 精密動作性 A 射程距離 C 成長性 A 契約コスト B 魔法の銃弾/本体:男/魔法の銃弾と狼少女 破壊力 A 持続力 B スピード A 精密動作性 A 射程距離 A 成長性 E 契約コスト B 村正・蜻蛉切/本体:上田明也/ハーメルンの笛吹き 破壊力 A 持続力 E スピード A 精密動作性 E 射程距離 E 成長性 E 契約コスト C 恵みと裁きの蜘蛛/本体:俺/恵みと裁きの蜘蛛 破壊力 ? 持続力 C スピード B 精密動作性 B 射程距離 A 成長性 C 契約コスト A ※破壊力は蜘蛛の糸の使い方による。 例えば、情報収集用なら伝達力はあるが直ぐに切れやすく、攻撃用ならコンクリート塊もゆで卵の様に輪切りに出来る。 夢の国の地下トンネル/本体:黒服D/とある組織の構成員の憂鬱 破壊力 E 持続力 C スピード C 精密動作性 D 射程距離 A 成長性 D 契約コスト B ※黒服D本体のコストはD リカちゃん人形/本体:同上/Tさん 破壊力 B 持続力 E スピード E 精密動作性 C 射程距離 B 成長性 ? 契約コスト B 輪廻転生/本体:マスター/喫茶ルーモア・隻腕のカシマ 破壊力 C 持続力 C スピード C 精密動作性 C 射程距離 C 成長性 A 契約コスト B